映画大好きおさつです。今年53本目の映画は「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」です。ドラクエ大好き!ナンバリングタイトルではドラクエ10以外全部やりました!一番好きなドラクエはドラクエ6!ドラクエ5は名作なのは認めますが、ストーリーが悲しいことが多く、自分の中では一番になり切れていません。ゲームはなかなか周回する勇気もでませんでした。そんなドラクエ5を映画化する?映画化したら感動しまくりに決まってる!総監督さん、勝ちゲーおめでとうございます!語り始めたらきりがないので、紹介とレビューを始めます。
後半は結末やネタバレもあるよ
作品情報
主要キャスト:佐藤健、有村架純、波瑠、山田孝之
総監督と脚本:山崎貴
公開日:2019年8月2日
特徴:初の3DCGアニメ映画!総監督はラストシーンのアイデアが出てきたから引き受けたんだって!期待しかない!!!
あらすじ
この映画を見る人はドラゴンクエストシリーズが好きな人、少なくともドラクエ5が好きな人がほとんどだと思います(付き添い除く)。スタッフにドラクエ5やってない人がいないように、ドラクエ5をやってない人が見に行くなんて作品に失礼です(付き添い除く)。つまり、あらすじの説明なんて不要です。ナンセンスだ。
・・・え?
総監督も監督2人もやったことないの?
・・・うそでしょ?
評価
ドラクエ好きは見ちゃダメ!
視聴方法:映画館
視聴日:2019年8月17日
感想
序盤からクライマックス直前まで
めちゃくちゃ詰め込まれてました。おまけに飛び飛び。ストーリーを知らない人はついていけない。でも、ファン向け映画なんだから問題なし。むしろストーリーをコンパクトにまとめたと思います。
CGも最初こそ違和感はありましたが、慣れてくれば全然問題なく、途中から愛着さえ沸いていました。何度も涙しそうになりました。子供(アルス)が生まれた直後、リュカが石化されるところ、アルスが天空の剣を抜くところ、アルスとビアンカの対面、最後の戦いでヘンリー達が助けに来るところ・・・(パパスの最期は微妙)
そしてリュカとゲマの激闘!CGチームの本気。めちゃくちゃ盛り上がります。親子で協力して撃破すると、空にミルドラースが封印されている門が開き始めている。ブオーンがアルスを門へ連れていき、アルスは天空の剣を門へ投げ込む。大興奮です。
クライマックス!
しかし、天空の剣は吐き出され、ミルドラースが現世に復活を始めてしまう。モンスター軍団もミルドラースの魔力によって息を吹き返し、多勢に無勢・・・あわや全滅かと思われたその時、パパスとマーサが主人公に語り掛ける。『アルスは勇者としてはまだ幼い。だが、アルスが本当の力を使えば、ミルドラースすら退ける。皆の力をアルスに集め、アルスに勇者最大の呪文を使わせるのだ』と。全員がアルスに力を集めます。アルスは天空の剣を媒介に「ミナデイン」を放つ!それがミルドラースの力を凌駕し、門を破壊する。これで戦いは終わったのでした。戦いの後、みんなそれぞれの道へ戻り、リュカファミリーもサンタクローズの村へ。最後はみんなハッピーエンドを迎えてとても良い映画でした。
でろでろでろでろでーでん
クライマックス(実際)
メタキャラが出てきます。「おらウイルス」って言って、メタ行為を行います。まずキャラクターみんなCGだぞって言って、テクスチャーを剥がします。そして「おとなになれ」って言われます。ポカーンです。実はスライムがセキュリティソフトで、そいつが王者の剣(ドラクエ3)になり、ウイルスを除去しました。
凍りつきました。違う意味で泣きそうになりました。あんまり記憶がありません、というか思い出したくないです。
終わりに
ドラゴンクエストを使って、結局何がしたいかわからない映画でした。がっかりしただけ。今まで見た映画の中で一番最低でした。ドラクエ素材じゃなかったらもっと評価も違ったかもしれません。
悔やまれるのはドラクエ好きの監督を採用してくれなかったのか。映画発表時は山田孝之を主役にすればよかったのにと思っていましたが、監督・脚本もやらせてあげればよかったのでは(勇者ヨシヒコもあったし)。好きな人が作った方がきっと良い作品ができただろう。
CGに関しては海外展開を見越して採用したと言われていますが、実は鳥山先生に断られたんじゃないかと勘繰ってしまう脚本レベルです。お膝元の日本で受け入れられないものが海外で受けるなんて楽観的過ぎではありませんか。最終興行成績の言い訳期待しています。
さてさて、次も良い映画に出会えますように。
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