社会人の教材になるかもしれない映画「マイ・インターン」

映画

映画大好きおさつです。今年56本目の映画はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ共演の「マイ・インターン」です。ようやく見れました。というかブログをようやく書けました。本業が忙しいとなかなか時間が取れません…移動中にスマホで記事が書けるようスキルアップしなくては!

さて、この映画は「プラダを着た悪魔」に続いてアン・ハサウェイが出演しています。予告でも「プラダを着た悪魔」の名前が出てくるので、続編かと思いきや全く関係ありません。この「マイ・インターン」は、がんばれ!と言うはげましの映画というよりは、社会人として学ぶことが多い映画だと思います。もし、社会人として行き詰っているのであれば、本作品を見て我が身を振り返ってみてはいかがでしょうか。それでは紹介とレビューを始めます。

後半は結末やネタバレもあるよ

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作品情報

作品情報

作品名:マイ・インターン(字幕版)

主要キャスト:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ

監督と脚本:ナンシー・マイヤーズ

公開日:2015年10月10日

特徴:シニアインターンなめたらいかんぜよ。

あらすじ

ジュールズ(アン・ハサウェイ)はファッション通販サイトのCEO。私生活を犠牲にして働く中、会社の社会貢献の一環で募集したシニアインターンがやってきます。ジュールズは相手にしませんでしたが、ベン(ロバート・デ・ニーロ)の誠実な人柄に徐々に惹かれ、信頼していきます。そんな中、会社と私生活の危機がおとずれ、ジュールズはベンの助言を頼りに困難に立ち向かっていくことになります。

評価

視聴情報
4.0

視聴方法:TV

視聴日:2019年10月5日

感想

出会い

ジュールズとベンの出会いは良いものではありませんでした。ベンは定年後の再就職ということでやる気にあふれていましたが、ジュールズは仕事が忙しくてベン(というかシニアインターン)のことを足手まといと思っていました。現実でも同じことを思ってしまうでしょう。

ところがベンはただのシニアではなかったのです。とても勤勉で気が利き、今までの人生で得てきたものを活かして、彼の周囲の人々に貢献していきます。そして遂にジュールズの信頼を勝ち取るのです。シニアの実力恐るべしです。

その方法とは、仕事を与えられなくても、自ら勉強し、人の嫌がる仕事を進んでやり、不正をする人がいればそっとたしなめる、と言ったことでした。彼は別に取り入るためにやった訳ではありません。これって…当たり前のことでは?そう、社会人はこんな当たり前のことができないのです。悲しい世の中です。

名言多数!

この作品は人生経験豊富なベンが多くの名言を放ちます。どの言葉も人・人生の本質をついており、シンプルな言葉で心によく響きます。特に「正しいと思うことは迷わずやれ」という言葉は、尊敬する松本晃さんの「正しいことを正しくやる」という言葉を思い出させてくれました。時々思い出さないとすぐに俗物に戻ってしまいます。気をつけねば!

いろいろ言いたかった節なのにめっちゃ短くなってしまった。視聴した方もなにかを得てもらえると嬉しいです。

働き方改革

IT業界に身を置く自分として、気になったことがありました。それはジュールズの会社は社内連絡は何事もメールなのです(もちろん会議はあります)。

勤め先でも働き方改革の名の下にメールが多くなりました。フリーアドレスを採用しているわけでもないのに、数メートル先にいる人にメールやウェブシステムでいろいろな申請を行っています。用事があればメールを出しておけばいいんです。

働き方改革には生産性向上の狙いもあるのに、ひとこと言えば終わることをメールにする、システム化する。まさに脳死している日本企業という感じです。アメリカではどうしているんでしょうね。とても興味があります。

え?そうです。ただの愚痴です。すいません…

また、ベンはメールではなく、言葉で伝える大切さも説いています。今一度、働き方改革の目的を考え、何が重要かを再検討し、業務フローの見直しもしなければいけませんね。

終わりに

公開当時からずっと見たかった映画は裏切りませんでした。仕事内容の評価よりも、未だEQの高さで評価が決まる日本社会。これが良いか悪いかは問題ではありません。長い社会人生活をするうえで、この作品はとても学ぶべきことが多くあります。ストーリーも退屈しないので、是非とも視聴してみてください。

全体的に説教くさくなってしまった。こんなはずではー

さてさて、次も良い映画に出会えますように。

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