映画大好きおさつです。今年は早くも視聴した映画の本数が50本を越えました。せっかくなら誰かと共有したい、よし勝手に伝えようということでブログを始めることにしました。早速ですが、今年50本目の映画「春を背負って」の感想です。
わたくし山登りを嗜んでおりまして、この映画は今夏挑戦する予定だった立山が舞台だったことから、悔しさ半分憧れ半分で視聴しました。AmazonPrimeでもちょうど視聴できるようになって、まさに絶好のタイミングでした。では作品紹介とレビューをしていきます。
後半は結末やネタバレもあるよ
作品情報
あらすじ
東京で銀行トレーダーとして働く亨(とおる)は、父の訃報を聞いて故郷へ帰る。なんやかんや(おい!)で父の山小屋を受け継ぐことを決心する。そこで出会った人たちとの生活を通して、亨の成長を描く。
評価
感想
この映画はストーリーはシンプルで、登場人物も非常に魅力的です。そして北アルプスに位置する立山連峰の雄大な景色が見どころとなっています。見どころを少し細かく割ってお話します。
立山の風景
まずは見て欲しい立山の風景。冒頭でも述べた通り、今年は立山登山に挑戦するはずでした。縦走しなければ、そこまで難易度の高い山ではありません(ちゃんと準備した上でです)。作中では小屋開けから小屋閉めまでが映像として取られています。始まりも終わりも雪。その間の夏はとても爽やかで、映像越しでも伝わりました。自分の目で見れなかった分、作中で充分堪能できました。
ごろさん
次に豊川悦司演じる主人公の先輩?兄貴分?のごろさん。人生を悟っているような雰囲気(諸行無常的な)で、とても人間味溢れるキャラクター。しゃべり方も雰囲気もすごく癖があって、今回のタイトルも明らかに影響を受けてます。原作ではどんなキャラクターなんでしょうか。クライマックスに山小屋で脳卒中(だっけ?)で倒れてしまいますが、迷惑をかけたくないからほっておいてくれって言っていました。とても切なかったですが、きっと雪降る山でのこと。きっと亨達を危険にさらしたくなかったのでしょう。迫真の演技を是非ともご覧ください。
主題歌「心の手紙」
本作品の主題歌「心の手紙」は作品の雰囲気にマッチしていて、エンディングでは涙を誘いました。それは作品自体がよかったことも理由ですが、自分では選べなかった生き方をする登場人物達に憧れのようなもの、自分と対比していろいろ考えさせられたことも一因にあるのかなと思います。決して強すぎない音が心地よく響きます。しばらくはYoutubeでローテーションしてました。是非聞いてみてください。
亨の成長
デスノートのイメージしかなかった松山ケンイチですが、非常に演技よかったです。最初の山素人丸出しからクライマックスでは別人のように成長してました。特に東京にいたときよりも、立山に帰ってからの生き生きした演技はリアルさを感じずにはいられませんでした。最後はヒロインの愛ちゃんと結ばれ、自分の居場所を見つけられたことにほっとしています。
終わりに
今作はハッピーエンドで、晴れやかな気持ちになるとても良い映画でした。機会があれば原作を読んでみようと思います。
さてさて、次も良い映画に出会えますように。
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